仮想通貨を現物資産化!ハードウェアウォレットおすすめ比較ランキング

仮想通貨を現物資産化!ハードウェアウォレットおすすめ比較ランキング

ハードウェアウォレットとは、Bitcoin(ビットコイン)などの仮想通貨を危険なインターネットから切り離して、安全な自分の手元に保管するハードウェアデバイスのことです。

見た目も大きさもUSBメモリにそっくりですが、仮想通貨だけが保管できる専用の機器になります。

購入した全ての仮想通貨が保管されるのではなく、ハードウェアウォレットには秘密キーだけが保管されます。

分かりやすく説明すると、購入した自分の仮想通貨を有効するために必要な専用カギが保管されている、という認識で問題ありません。

では、どのハードウェアウォレットを買えばいいのか?

そんな疑問を解決するため、今回は実際にハードウェアウォレットを使用して、レビューやAmazonの口コミ評判を参考におすすめをご紹介します。

メーカーごとに対応する仮想通貨が異なりますので、自分が保管したい仮想通貨に対応しているハードウェアウォレットを選びましょう。

スポンサーリンク

Ledger Nano S

仮想通貨ハードウェアウォレットのおすすめ:Ledger Nano S

Ledger Nano S は、フランスのレジャー社が手がけるハードウェアウォレットです。もっとも人気の商品で口コミ評判も高評価。USBタイプで持ち歩きもでき、安全に仮想通貨を保管することが可能。リップル(XRP)など多くのアルトコインにも対応しています。

価格10980円
対応通貨BTC、BCH、ETH、ETC、LTC、XRP、ZEC、DASH
接続方法マイクロUSB
対応OSWindows、Mac、Linux、Chrome OS
秘密キー24単語
おすすめ度5.0

Ledger Blue

仮想通貨ハードウェアウォレットのおすすめ:Ledger Blue

Ledger Nano S 同様、レジャー社が提供するハードウェアウォレット。その大きな特徴はスマートフォンのようなタッチパネル。持ち運びには不向きですが、大きな画面で視覚的にも操作しやすくなっています。

価格34980円
対応通貨BTC、BCH、ETH、ETC、LTC、XRP、ZEC、DASH
接続方法マイクロUSB
対応OSWindows、Mac、Linux、Chrome OS
秘密キー24単語
おすすめ度4.0

TREZOR

仮想通貨ハードウェアウォレットのおすすめ:TREZOR

TREZOR(トレザー)は、世界でも100カ国以上で標準的に使用されているハードウェアウォレット。操作性もシンプル。非常にコンパクトなサイズで黒と白の2色から選べます。

価格14800円
対応通貨BTC、ETH、ETC、LTC、XEM、MONA、ZEC、DASH
接続方法マイクロUSB
対応OSWindows、Mac、Linux
秘密キー24単語
おすすめ度4.0

Keepkey

仮想通貨ハードウェアウォレットのおすすめ:Keepkey

Keepkey(キープキー)は、大きなディスプレイとスタイリッシュなデザインが特徴のハードウェアウォレット。ファームウェアはTREZOR(トレザー)のオープンソースを利用で、秘密キーは12単語です。

価格15000円
対応通貨BTC、ETH、LTC、XEM、ZEC、DASH
接続方法マイクロUSB
対応OSWindows、Mac、Linux
秘密キー12単語
おすすめ度4.0
KeepKey
¥19,497 (2024/04/24 19:41:32時点 Amazon調べ-詳細)

CoolWallet

仮想通貨ハードウェアウォレットのおすすめ:CoolWallet

CoolWallet(クールウォレット)はCoolBitx社が提供するハードウェアウォレットで、パソコンではなくスマートフォンで操作するタイプのもの。そのため、秘密キー管理ではなく、固定のデバイスとワンタイムパスワードで管理します。

価格13000円
対応通貨BTC
接続方法Bluetooth
対応OSiOS、Android
秘密キー
おすすめ度3.0

ハードウェアウォレット比較表

サービス名価格対応通貨おすすめ度
Ledger Nano S10980円BTC、BCH、ETH、ETC、LTC、XRP、ZEC、DASH5.0
Ledger Blue34980円BTC、BCH、ETH、ETC、LTC、XRP、ZEC、DASH4.0
TREZOR14800円BTC、ETH、ETC、LTC、XEM、MONA、ZEC、DASH4.0
Keepkey15000円BTC、ETH、LTC、XEM、ZEC、DASH4.0
CoolWallet13000円BTC3.0

現物がない仮想通貨をどう守るか?

仮想通貨には大きなリスクも存在します。それはインターネット上の投資であって、現物資産ではないということ。

株式を購入すれば株券が、不動産を購入すれば土地や建物など、一般的な投資は購入と同時に現物資産が手に入ります。

しかし、仮想通貨にはそれがない。Bitcoin(ビットコイン)購入しただけでは現物資産は手元に存在していません。

つまり、資産管理はインターネットの向こうの第三者に任せっきりという、とても危険な状態だということになります。

ハッカーが仮想通貨を盗難するリスク

また、インターネット経由で取引される仮想通貨はハッカーにとって格好の的。

各取引所ではセキュリティの強固さをアピールして「安心安全」を謳っていますが、過去の事例からは、依然、危険な状態にあると断定できます。

マウントゴックス事件(紛失額114億円)

2014年3月7日、株式会社MTGOX(マウントゴックス)が、ハッキング被害によってBitcoin(ビットコイン)を不正流出。当時のレートで紛失額は114億円。

マウントゴックス事件(紛失額114億円)

コインチェック事件(紛失額580億円)

2018年1月26日、国内大手取引所のコインチェック株式会社(Coincheck)がハッキング被害によってアルトコインのNEM(XEM)を不正流出。当時のレートで紛失額は580億円。

コインチェック事件(紛失額580億円)

このように、国内の取引所だからといって決して安心安全ではありません。セキュリティ技術の向上に比例して、ハッカーも成長します。購入した仮想通貨は、自ら管理しなければならい時代ということです。

Zaif事件(紛失学70億円)

コインチェック事件であれほど莫大な流失を目の当たりにしたにもかかわらず、2018年9月14日、Zaifで70億円相当の仮想通貨がハッキングされました。

Zaif事件(紛失額70億円)

驚くべきは金額だけではありません。コインチェックのような謝罪会見が一切行われなかったということ。

もはや「仮想通貨は盗まれて当たり前」という空気感すら感じられました。

ホットウォレットとコールドウォレット

仮想通貨が保管されている状態を表す言葉に「ホットウォレット」と「コールドウォレット」というものがあります

ホットウォレットのメリット・デメリット

ホットウォレットとは、取引所やアプリのようにインターネットに接続されている状態の仮想通貨のことを言います。

ホットウォレットのメリットは、仮想通貨の送金や受金が即座にできること。そのため、頻繁に売買するデイトレードに向いています。

一方のデメリットは、やはりハッカーなどによる盗難リスクや不正流出になります。また、取引所の閉鎖や倒産によって、大切な仮想通貨を失うリスクも考えられます。

コールドウォレットのメリット・デメリット

コールドウォレットとは、ハードウェアウォレットのようにインターネットから切り離された仮想通貨のことを言います。

コールドウォレットのメリットは、インターネットから切り離された状態で保管するため、ハッカーによる脅威から身を守れる点でしょう。また、取引所が閉鎖しても購入した仮想通貨を失うことはありません。

デメリットは、秘密キーの紛失=仮想通貨の紛失になること。ハードウェアウォレットという現物資産をなくしてしまわないよう、厳重な管理が求められます。

どちらも一長一短ですが、自分の性格や投資目的に合わせて、仮想通貨の保管方法を選ぶと良いでしょう。

ペーパーウォレットという保管方法

今回ご紹介したハードウェアウォレット以外にも、ペーパーウォレットという仮想通貨の保管方法もあります。

ペーパーウォレットの仕組みは、専用ソフトを使って仮想通貨の保管先アドレスと秘密キーを発行し、それをプリントアウトして保管するというもの。

仮想通貨を紙で保管するペーパーウォレット

専用ソフトはオフライン状態のパソコンでも使用可能。そのため、ペーパーウォレットもインターネットから切り離された状態のコールドウォレットに分類され、ハッカーや不正流出の危険性からは間逃れます。

しかし、作成には専用ソフトが必要になり、ある程度の専門知識が求められることが難点。

また、通貨ごとにソフトが必要になるため、ペーパーウォレットに対応している仮想通貨もわずか。

さらには、保管先アドレスと秘密キーのQRコードを印刷しても、インクの劣化によって読み取れなくなるリスクもあります。

ペーパーウォレット発行までも手間や時間を考えれば、ハードウェアウォレットの方が確実と言えるのかもしれません。

長期ホールドするならハードウェアウォレット

短期的なデイトレード目的であればハードウェアウォレットは不要。しかし、仮想通貨の将来性に賭けての長期的なホールドということであれば、ハードウェアウォレットは絶対に必要です。

どのメーカーにするか迷っている方は、対応するアルトコインが豊富で、日本語サポートが受けられる「Ledger Nano S」がハードウェアウォレットのおすすめです。

仮想通貨は自衛する

インターネット上の決済や送金目的に開発された仮想通貨。主要通貨「Bitcoin(ビットコイン)」を筆頭に、多くのアルトコインも誕生しています。

その高い技術と利便性、そして将来性に期待が集まり、仮想通貨の価値は軒並み急騰。まさに仮想通貨バブルといっても過言ではないほど、膨大な投資マネーが動いている業界です。

初心者でも気軽に始められる投資として、学生から主婦まで参入者も増えています。

しかし、ホットウォレットで管理しては常に流出のリスクが伴います。

数十万、数百万、数千万という資産が消える前に、今できる万全の対策を心がけましょう。

投資
スポンサーリンク
この記事を書いた人
管理人

10-PLATEの管理人。ゲームとアニメが趣味の30代おっさん。テレビや芸能情報といったトレンドをまとめることを生業としている底辺中の底辺なので温かい目で見てやって下さい。

管理人をフォローする
スポンサーリンク

記事のコメント