はじめての中古車の車検!必要な書類や費用など失敗しないためのアドバイス

はじめての中古車の車検!必要な書類や費用など失敗しないためのアドバイス

今回、人生ではじめての車検に挑んだので、いろいろ調べた事の記録代わりに記事にします。とにもかくにも、中古車の車検とあって若干苦労しました。

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車検に必要な書類

まずは、車検を受けるにあたって必要な書類から揃えることにしました。店舗に車検をお願いするにあたって必要な書類は次の3点です。

自動車検査証

車検に必要な書類 自動車検査証

自動車検査証とは、前回受けた車検に関する記録が記された紙です。車が車検を受けた事を証明する紙でもあるので、中古車を購入して車検の期間がまだ残っている場合は、必ず貰っているはずです。

自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責)

車検に必要な書類 自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責)

自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責)とは、車の持ち主が必ず加入しなければいけない自動車保険のことで、強制保険とも言われています。その加入証明書が自動車損害賠償責任保険証明書です。

中古車の場合、自賠責の名義が前の持ち主となっていると思いますが、その車の自動車損害賠償責任保険証明書と確認できれば変更手続きをする必要もありません。そのままでもOKです。

自動車税納税証明書

車検に必要な書類 自動車税納税証明書

車検を通すには自動車税納税証明書が必要になります。中古車の場合は車の引き渡し時に貰えるはずですが、ディーラーによっては発行してくれない場合もあります。

結果から言いますと、住んでいる県税事務所、または市役所で簡単に再発行できます。手元のにない場合、紛失した場合はなるべく早く再発行しておきましょう。

ヤフー知恵袋などで調べてみると「自賠責に記されている住所に行って発行しなければいけない!」といった回答がありましたが、わざわざ行く必要はありません。

普通乗用車であれば県税事務所、軽自動車であれば市役所の納税課で発行してもらえます。その際に「車検用」と伝えましょう。手数料は無料。即日、その場で受け取れますよ。

車検にかかる費用

車検にかかる費用は、車種によって法律で決められた公的費用に、車検整備店によって違う車検料金の合計です。

軽自動車の車検にかかる費用相場

自賠責保険料26,370円
重量税6,600円
検査手数料1,400円(指定工場だと1,100円)
車検基本料&整備費用10,000円~
合計45,000円~

普通乗用車の車検にかかる費用相場

自賠責保険料27,840円
重量税16,400円(重量:~ 1000kg)
24,600円(重量:1001kg ~ 1500kg)
32,800円(重量:1501kg ~ 2000kg)
41,000円(重量:2001kg ~ 2500kg)
検査手数料1,400円(指定工場だと1,100円)
車検基本料&整備費用10,000円~
合計55,000円~

車検料金は車検整備店ごとに異なります。車検料金は約1~2万円ほどが相場。ですので、軽自動車であれば4.5円~普通乗用車なら5.5円~が車検の相場になります。

しかし!その他にもパーツや部品の交換が必要になる場合がほとんど。特に中古車なら必ずといって良いほど。

そうなれば車検料がとんでもない金額に跳ね上がることも珍しくありません。ちなみに自分は、中古のタントを購入した初回の車検は10万円を超えました。相場の2倍です。その2年後の2回目では7万円。車がボロいと維持費がかかるってことを実感…。

ですので、見積で「絶対に修理が必要」と言われた箇所は必ず修理。車検が通らないければ元も子もありません。ただ「修理をおすすめします」と言われた箇所についてはお財布と相談ですね。

車検を依頼する

車検を行うには大きく分けて5つの方法があります。「ディーラー」「カー用品店」「町の整備工場」「ガソリンスタンド」といった車検を行ってくれるお店に依頼する方法と「ユーザー車検」といって自ら車検を行う方法です。

ディーラー

車検を依頼する ディーラー

自動車メーカーの正規販売店での車検。自社の車種に関する専門的な知識があるので、とにかく安心してすべを任せられる。ただし、パーツや部品交換となると、メーカー純正の部品しか使用しないため、車検料はかなり高くなる。新車を購入したあとの初回の車検はディーラーがおすすめだけど、中古車の車検をディーラーにお願いするのは微妙かも。

カー用品店

カー用品店

「イエローハット」や「オードバックス」といったカー用品店でも車検を行なっています。ディーラーに比べて費用が安いだけじゃなく、店頭で売っているパーツを使うので明朗会計。あとはポイントも貯まるし、車検後のアフターサービスも充実しています。ただし営業感が強くて、不要な整備も進めてくるのでちゃんと断るようにしないと費用がどんどん増していくので注意。

町の整備工場

車検を依頼する 町の整備工場

部品交換となった場合に、ディーラーより車検料は安く抑えられるが、どういった部品の仕入方法を行っているのか?どういった流れで車検を行っているか?などが分からない。ホームページがなかったりするし、料金形態も不明だから、知人の紹介でない限りはあまりオススメできない。というか、勇気がない。

ガソリンスタンド

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドのなかには車検も受け付けているところがあります。また「アクセル車検」や「ホリデー車検」といったフランチャイズ形式を取り入れているガソリンスタンドも。本業がガソリンスタンドなので、感覚的には修理パーツが高いイメージ。ただ「車検後はガソリン○割引」といったアフターサービスを行なっている場合もある。費用はカー用品店とどっこいどっこいかな。

ユーザー車検

車検を依頼する ユーザー車検

車検専門店にお願せず、車検を自分自身で行う方法。運輸支局へ車を持ち込み、車検の際に作成する書類なども自身で記入する方法。車検初心者は絶対にやらない方がいい。むしろ車について興味がある人以外はやるべきではないとも言える。それほど初心者がやる場合は面倒で時間がかる。

車検は指定工場に依頼しよう

車検を受け付けているお店には「認証工場」と「指定工場」という括りがあります。

認証工場とは、車検整備は行えるけど、車検を通すには車を陸運局(車検場)に持ち込まないとダメなお店。

一方の指定工場は、そのお店で車検整備と車検が完結するお店です。

車を陸運局(車検場)に持ち込む、という手間があるので、必然的に認証工場の方が車検費用は高くなります。

あとは車検にかかる時間。認証工場だと1泊2日のところ、指定工場なら1〜2時間で終わる場合も。車検が日をまたぐと、どうしても代車も必要になって余計な出費がかかります。

車検方法時間
認証工場車検場に持ち込み1泊2日
指定工場店舗で実施数時間

金額面でも時間面でも車検は指定工場にお願いする方がいいでしょう。地域によっては指定工場かどうか調べる方法もあるみたいですけど、直接電話で「そちらは指定工場ですか?」聞いた方が早いと思います。

参照:自動車整備工場には認証工場と指定工場があります。その違いは?(国土交通省)

はじめての車検を終えてのまとめ

中古車を購入した時は車検のことなど全く考えていなかったが、いざ車検を受けてみると部品交換や修理が多く、購入時の整備不良が目立ちましたね。

特に直さないと車検に通らないと言われたフロントガラスの飛び石跡に関しては修理に2万円もかかりました。結局、公的費用と車検料合わせて10万円以上してしまい、結構ショックが大きかったです。

ですが、次に中古車を購入することがあれば、車検の事も考えた車選びが大切だと気付くことが出来ました。

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この記事を書いた人
管理人

10-PLATEの管理人。ゲームとアニメが趣味の30代おっさん。テレビや芸能情報といったトレンドをまとめることを生業としている底辺中の底辺なので温かい目で見てやって下さい。

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記事のコメント

  1. ももこも より:

    イエローハット系列で格安車検を受けたら、立会検査やらなかった。店舗によって違うのかな?車検終わった後に「立会検査ってやってないんですか?HPにはやるってありましたよ?」って聞いたら「え?そんなこと書いてありました?」とか。二度とあそこでは車検はやらないって決めました。

    • MA-HI より:

      ももこもさん
      コメントありがとうございます。イエローハットも車検やってるんですね!確かに自分も車検をお願いした時は、サイトで見た流れと若干違った気がします…。現場とサイト運営側との連携が甘いなって感じましたね。