2014年11月に会社を退職して、3ヶ月が経とうとしています。仕事の方はどうなの?ってよく聞かれますが、ボチボチってまさにこの事を言うんだなってくらいボチボチです。
フリーランス1年目の詳しい状況報告は別の機会にやるとして、今回は個人事業主として独立した際は開業届けと青色申告をした方がいいよって話しをしたいと思います。
個人事業主とは?開業とは?フリーランスの違いは?SOHOって?などなど、同じようにWeb系デザイン系で独立を検討している人にとって有意義な記事になればと思います。
どうして独立したのか?
どうして苦労し正社員といて就職したのに辞めたのか?という事をいろんな人から罵声のごとく浴びせられますが、その理由は至って単純でして、Web制作というローコスト・ハイリターンの商材を、会社という組織で行う事に限界を感じたからです。
特にWebデザイナーやWebディレクターとして働いている方なら分かると思いますが、Web制作って個人でなんとでもなる仕事なんですよね。それぞれの能力に特化したクリエイターが終結すれば、もっといい物が作れるってだけです。
ただ「もっといい物」って誰が決めるの?って考えるようになりました。お客さんなのか、会社の上司なのか、はたまた自分なのか。
そこで私は「自分」という結論に至って、独立をしたというわけです。意味が分かりませんよね。自分でも意味が分かりません。
現状では人脈無し、独自サービス無しといったこの自分でも何とかやっていけそうだと感じています。こう思っている時点で、独立という道を選んだ事は間違っていなかったと自己暗示している最中です。
どうして個人事業主として開業届けを出すのか?
会社員をやりながら副業をやっている方ならご存じかも知れませんが、個人事業主として開業してもどこかの企業で会社員として働けるし、そもそも開業することはそこまで特別なことではないんです。
個人的にも開業したかどうかなんて正直どうでもよくて、重要なのはいかに支払う税金を低く抑えるかということ。そうです。税金対策です。
支払う税金は確定申告で決まります。副業の場合、年間所得が20万円を超えると確定申告を行い、副業の収入を申告して税金を払わなければいけません。専業の場合は38万円です。
逆に副業なら20万円以下、専業なら38万円以下で確定申告をする必要がなく、税金にも「所得0円」となるため、開業届けを出さなくてもいいという考えです。
ですが、副業ならともかく、専業で所得が年間38万円以下といいケースはなかなかですよね。月3万円ほどの見込利益で独立は危険。特にWebのようなコストが極端に少ない事業だと、必要経費を引いても38万円は超えてしまうのが普通だと思います。
なので、独立したら確定申告は絶対に必要になり、税金も絶対に払わなければいけません。でもサラリーマンほど安定した収入があるわけでもないし、出来れば税金は払いたくない。そんな駆け出しの個人事業主を救ってくれるのが青色申告です。
青色申告とそのメリット
まず、青色申告をするには「青色申告承認申請書」という書類を税務署に出す必要があり、青色申告承認申請書を出すには開業届けこと「個人事業の開業・廃業等届出書」を出す必要があります。これは絶対の決まりです。
そして青色申告を簡単に説明すると、所得からいくらか引いた額をあなたの所得としますよ!っていう制度です。
でも実際は引かれていません。申告する金額が少なくなっているということです。これが控除というものです。控除額は青色申告のやり高によって違いますが、最大で65万円の控除が受けられます。
申告する所得が低いとどうなるかというと、支払う税金が安くなります。安くなる税金は「所得税」と「住民税」。その他に「国民健康保険」の所得割分も安くなります。つまり所得に関わる税金や保険料は全て安くなります。
ちなみにもう一つ「個人事業税」という税金もありますが、こちらは青色申告の控除は反映されません。ですが、年間所得が290万円以下の場合は払う必要がありません。きっとそこまで行きません。
まとめ
かなりザックリと青色申告の重要性を説明しましたが、正直なところ私も完全に把握しているわけではありません。
というか開業届けと青色申告承認申請書を提出しただけの段階で、来年の人生初の青色申告に向けての帳簿付け的なことは一切やっていません(笑) まだいいかな?って余裕をぶっこいている状態です(笑)
エクセルで適当に表作って、売り上げと経費は入力しているので多分大丈夫かと。そろそろ会計ソフトを使って本格的に収支管理をしなければいけないのですが、そこまで気が回らない状態なんです。
聞いた話によるとレシートとか領収書をペタペタ張り付けるというアナログ事務作業もやるとかどうどか。とりあえず青色申告に関しては秋ごろから本気を出す予定。
コメント