毎日の料理が大変だと感じたら食事サービスを利用する

毎日の料理が大変だと感じたら食事サービスを利用する

要介護認定が受けられず非該当(自立)となった場合は、訪問介護(ホームヘルパー)を利用することはできません。ですが、日々の食事を自分で作ということは結構大変ですよね。

そういった方にオススメなのが、代わりに食事を作ってくれたり、調理したものを届けてくれる食事サービスです。食事サービスには大きく分けて3つの種類があります。

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みんなで集まって食事をする「会食サービス」

会食サービスとは、主にボランティアの方が協力して行っている食事サービスです。デイサービスセンターや公民館といった場所で定期的に行われています。

毎日ではありませんが、同じ境遇の高齢者が大勢集まって賑やかに食事をするので、一つの楽しみとしてる利用者も多いそうです。

利用を検討したい方は、お住まいの地域の高齢者相談窓口に、会食サービスのような食事サービスについて問い合わせてみましょう。

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自宅までお弁当などを届けてくれる「配食サービス」

配食サービスとは、調理済みのお弁当や惣菜だけといった料理を自宅に届けてくれるサービスです。わざわざ買い物に行かずに済むので、足腰が悪い高齢者にとって非常に便利な食事サービスです。

市区町村独自のサービスとしてボランティアで行う場合や、「ワタミの宅食」のように民間の企業が運営する配食サービスもあります。

最近はコンビニやファミレスで行っているデリバリーを、配食サービスとして利用している高齢者も多いようです。配食サービスといった枠にとらわれず、自宅に居ながら食事を注文できるサービスを探してみるのも賢い選択肢です。

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自宅に訪問して炊事を行う「家事代行サービス」

家政婦のような家事代行サービスを食事サービス目的で利用する高齢者も増えてきているそうです。

家事代行サービスは地域のボランティアが低価格で行っている場合や、「ダスキン」や「ベアーズ」といった民間が事業として行っている場合があります。

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食事サービスは介護保険適用外です

ご紹介した食事サービスは、全て介護保険適用外なので実費はかかりますが、要介護認定で非該当(自立)となった人でも、必要に応じて利用できる便利なサービスです。

ちなみに介護保険サービス以外のことでも、分からない場合は高齢者相談窓口やケアマネに相談するようにしましょう。

介護
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この記事を書いた人
Misaki

現役の介護職員でありWebライターとしても活動。保有資格は介護福祉士、介護支援専門員(ケアマネジャー)、実務者研修、ホームヘルパー2級(現、介護職員初任者研修)、介護事務。また両親の在宅介護も経験しており、職員側と利用者側の双方の立場から専門的な見解を行っています。

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